東洋のハワイ・海南島で出会った、とびきりのカフェ体験

2025.05.03 Sat

みなさんは「海南島(ハイナンとう)」をご存知ですか?

中国の西南部に位置する、九州より少し大きな島で、島全体をぐるりと囲むように新幹線が走っている、ちょっとユニークな場所です。
昔から「東洋のハワイ」と呼ばれていて、近年は観光だけでなくビジネスの舞台としても注目を集めています。

私も最近、仕事の関係で何度か訪れる機会がありました。今回は海口(ハイコウ)で展示会に出展し、その後、南部の三亜(サンヤ)へ移動。
海口は、洗練されたビジネス街におしゃれなレストランやショッピングモールが並ぶ、まるで“アジア版・お台場”のような雰囲気。
車で街を走ると、グアムやジャカルタにいるかのような錯覚さえ覚えます。

一方の三亜は、リゾート感たっぷりのゆったりとした街。習近平国家主席がバカンスで訪れる地としても知られており、昔ながらの優雅な空気が漂っています。

そんな三亜の旧市街を散策していた時、ふとマカオやシンガポールを彷彿とさせる街並みに惹かれました。歴史ある建物をリノベーションした店舗が立ち並ぶなか、ひときわ目を引く素敵なカフェに出会ったんです。

その名も「尚南堂(SNT TEA)」。

海南島のお茶ブランドが運営するお店で、1階が物販スペース、2・3階がカフェレストランです。
店内には美しくディスプレイされた茶葉が並び、希望すれば少しずつ試飲させてくれます。
気温が高い島ならではのサービスとして、冷たいお茶にも快く対応してくれました。

私は海南島産の烏龍茶と紅茶をアイスでオーダー。
すると、まるでインテリアの一部のような美しいガラスの器に入れて提供してくれて、その見た目だけでもうっとり。

さらに感動したのが、お料理です。
お茶の葉を使った創作フュージョン料理が中心で、使用されている野菜はすべて地元・海南島産。
体にじんわり沁みるような優しい味で、まさに五感で楽しむカフェ体験でした。

「もしこのカフェが近所にあったら、毎週通ってしまうかも…」と思ったほど、心に残る時間になりました。

海南島へは日本から直行便で約5時間。乗り継ぎでも7時間ほどです。
観光ビザも不要で、ホテルも清潔&リーズナブル。
「ハワイまで行かなくても、十分満たされる」そんな旅ができる場所だと思います。

ぜひ一度、訪れてみてください。
仕事の合間に立ち寄るにも、ゆったりとしたリトリートにも、おすすめの一島です。

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