メキシコの有名な街・プエプラの見どころ

2023.09.23 Sat

メキシコシティからバスで約2時間ちょっとのところに、歴史的にとても有名な街・プエプラがあります。
1530年にスペイン軍が築いた街だそうですが、今も大切にされている歴史地区は植民地時代の面影が色濃く残っています。

私は長いこと自分の住む高崎市の景観審議委員をさせてもらっていますが、このプエプラの歴史地区にもさまざまな規約があって、景観を保ための住民の努力が感じられます。
特に建物の色は勝手に決めることができず、昔の色合いの中から選んで塗装をすることで、外観を守っているそうです。
建物の中はとても近代的に作り直されていますが、趣のある素敵な街並みです。

中でもサント・ドミンゴ教会は圧巻で、当時のスペインの力を表しています。
贅沢に施された金の装飾。メキシコ・バロック式の最高の傑作と呼ばれているそうです。

また旧市街地は歴史地区と呼ばれユネスコの世界遺産に登録されています。
美しいタイル装飾と白いセメントの縁取りが建築の特徴です。

今までヨーロッパには何度となく出張をしてきましたが、そのヨーロッパの人々とその歴史をリンクさせる建造物などと海外の全く違う場所で出会うと、当時の歴史、そして人々の関わりがとてもおもしろく、浮き彫りになります。

 

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