不思議な超能力を目の当たりにできる「四次元パーラー あんでるせん」

2023.02.04 Sat

みなさんは、長崎にある「不思議なカフェ」をご存知ですか?

今まで何人かの人からうわさを聞いていたのですが、今回知り合いの香代子さんが
「予約が取れたので、一緒に行きましょう」
と背中を押してくれて訪問が実現しました。

その不思議なカフェは「アンデルセン」というお店で、別名『四次元パーラーあんでるせん』。
予約は電話のみ。
何人かの人の話によると、予約を取るまでに100回以上電話するのは当たり前のようで、特にカウンター席は7席しかないので、予約困難なそうです。
が、なんと、今回はカウンター席に座ることができました!

昭和の雰囲気の漂う喫茶店で、壁には著名人の写真が所狭しと貼ってあります。
今はコロナ禍なのでお食事は一切出ず、マスターの約3時間にわたるショーを楽しむためだけにお客さんが集まります。
カウンター席以外は、ショーが始まる直前に雛壇のようにカウンターの前に並ばされ、立ち見の状態でショーが始まります。

マスターの名前は久村俊英さん。
マジシャンのマスターはマジックと軽妙なトークでお客さんを楽しませてくれます。

最初のうちは、テレビでも見たことのある類のマジックを間近で見て
「これはマジック。絶対に種がある!」
という目で見ているのですが、そのうち段々と
「ありえない!」
「もしかしてどこかに隠しカメラがあるかも・・・」
と見回してみたり、
「今のは超能力?」
と自分自身の頭の中が混乱状態に陥ります。

後半に入ると、ランダムにそこにいる人の実名を当てたり、名前の漢字を当てたりし始めます。
マスターが特殊な記憶力を持っていることがわかってくると、予約時の名前、そして入店時にチェックした予約をした人の顔を覚えているのかな?と推測したり・・・・

最後の最後で観客の一人にメモ帳を渡して、周りの人に見えないように好きな絵を描いてもらいます。
描き終わったところで、マスターがずっとカウンターの上に置いてあった手帳の中身を見せてくれます。
そこには、絵を描いてくれたお客様の名前、そして同じ絵が描かれていて朝7時30分と記されていました。
つまり、朝7時30分にはこのことを予告していたというのです!

3時間のショーが終わり、たくさん笑ったのですが、見ていただけなのにかなり疲れていました。
脳科学的にはかなり混乱した状態になっているので、理性が取り払われ、催眠にかかりやすい状態になっています。
それにしても、エンターテイメント性が非常に高く、大いに楽しませていただきました。

みなさんも長崎に行かれることがあったら、ぜひこのアンデルセンを予約して行ってみてください。
おすすめです!

<四次元パーラーあんでるせん>
電話予約は朝8時〜夜8時まで。
2ヶ月前から予約可能。
カウンター席1500円。それ以外の席は1000円。
0956−82−2375

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