忘れられない夏、トトロの世界のような思い出

2022.05.31 Tue

今日は久しぶりにいとこが埼玉県深谷市から遊びにきました。
私より4歳年上のいとこは3姉妹の三女で、上の二人の姉とはかなり歳が離れています。
幼稚園生から小学校4年生くらいまでは、休みになるたびいとこと遊びたくて遊びたくて、両親や祖母にねだっては深谷まで連れて行ってもらいました。
私と妹といとこの3人は年齢が近いので、母がよくお揃いのスカートやリボンを買ってお土産に持たせてくれました。

特に夏休みの連泊が楽しくて楽しくて。
トトロの世界のような思い出が沢山あります。

いとこの家の前に広がっていた蓮の畑から、大きな蓮の葉っぱを切ってもらって傘代わりにして遊んだこと。
夏祭りでべっこう飴を買ってもらったこと。
いとこに連れて行ってもらった駄菓子屋さんで、高崎にはない珍しいお菓子に出会ったこと。
いとこに大人用の自転車の上に座ってもらって重心をとり、まだ一人で自転車に乗れない私が一生懸命立ち漕ぎしたこと。
一緒にお風呂に入って冷たいコーヒー牛乳を飲んだこと。
扇風機の風で夜寝るときに喧嘩したこと。

今でも近況を伝え合った後は、楽しかった思い出話しに花を咲かせます。
話は尽きず、自然に笑顔になって、心が温かくなります。

あの頃の楽しくて楽しくて仕方なかった高揚感は無上です。
大人になると悩みや心配事も多くなり、あの頃のように純粋に楽しい時間を過ごすことができなくなっていると、ふと気づきました。

「また色々話そうね!あの頃のこと。」
と言って、いとこは帰って行きました。

楽しかったことをただ思い出すだけでなく、その時のドキドキ感、ワクワク感、肌に当たる風や雨そのものを思い出そうとすると、不思議と自分自身の心拍数が上がるような気がして、体が覚えている記憶が蘇るような気がします。
特に自転車を立ち漕ぎしていた時のことや、蓮の葉を傘にして、雨に濡れないように体をかがめて慎重に歩いた時のことなど。

記憶には感情の部分での「エピソード記憶」と、体が覚えている「手続き記憶」があります。
前者は大脳皮質に保存されていて、後者は小脳に保存されています。
このふたつが重なると、とてもはっきりと臨場感ある思い出を感じ取れます。

皆さんも、小さかった頃の楽しかった思い出をたまに思い出してみませんか?
その時に、肌の感触や自分自身の体が感じていた記憶も辿ってみると思わぬ思い出がよみがえるかもしれません。

 

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