世界にたったひとつの「香り」のつくり方

2019.11.06 Wed

自分が好きな香りを作ることにとても興味があり、先日香り作りのワークショップに参加してみました。
モロッコに行った際に、モロッカン・ダマスクローズからどうやってローズウオーターを作るか教わっていたので、わくわくでした。

エッセンシャルオイル、100%純正オイル、アロマオイル、と、お店には色々なオイルが売られていますが、パッケージを見ただけではどれが良いか判断できません。
「なんとなくこれがいい香り」と思って購入してきたのですが、どうやって良いオイルを見極めるのでしょうか。
先生に質問したら
「価格です」
ときっぱり。
エッセンシャルオイルを花から抽出するのはたった一滴なのですから、純正のものはあまり取れないのです。

ベース、ミドル、トップと種類を分けて並べたオイルの数々。
それぞれのオイルのグループの中から自分の好きな香りを選びます。

ベースのオイルは重くて、後からじわっと追ってくる香りの持ち主です。
トップのオイルの方が軽く、香りが瞬間的に人の嗅覚を刺激します。

ひとつずつ選んだオイルを混ぜると、全く異なった香りが作り出されてしまうので、まずは紙にオイルを湿らせて、それらを3つずつ一緒に鼻の前にかざして確認。
じっくり厳選していきます。
人間の鼻はすぐに匂いに慣れてしまうため、わからなくなった時は自分の手の甲なり腕に鼻を近づけて、自分の匂いを嗅ぐのだそうです。

そしてできたのがこのオイル。
Moroccan Pinkと名づけました。


甘さが際立ち、入院している息子のところにお見舞いで持っていったところ
「ちょっと病室で使うのは。。。」
となってしまいました(笑)

香りを作るというのは難しいものです。
ほんの真似事ではありましたが、楽しい作業でした。
みなさんもぜひ香りづくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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