秋になると思い出す祖母の後ろ姿
2019.10.05 Sat秋の思い出といえば、祖母が柿をむいている後姿が思い浮かびます。
小さかった頃、大きい柿の木があるご近所の方が毎年渋柿をたくさん持ってきてくれたのです。
祖母は大きな袋から一つずつ柿を取り出して丁寧に拭き、陽の暖かい縁側に座って一生懸命むいていました。
生米の中に入れて10日ほど経つと、渋かった柿がとっても甘くなります。
とても美味しくなり、まるで魔法のようでした。
焼酎を吹きかけて置いておくと、こちらもまた渋みが取れて美味しいのです。
ただ、熟すのをかなり待った覚えがあります。
柿の中はゼリー状になって、トロンとしてとても柔らかくなっていました。

それ以外の柿は一つづつ軒下に下げ、干し柿にしていました。
手間のかかる作業でしたが、祖母は根気よく干し柿作りをしていました。
先日いつも行くりんご園に行った時に、りんご園の方が一生懸命に干し柿を作っていて、とても懐かしい気持ちになりました。
関連記事
-
ひとり親家庭が「助けを求められない」本当の理由は?3つの現実
あなたは、ひとり親家庭が「助けを求めづらい」という現実を知っていますか? Good Neighbours Japan(NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン)から…
2025.11.26 Wed / GOURMET&HEALTH -
ビールは有料、ワインは無料?ポルトガル旅先ディナーの驚き
実は、ポルトガルではちょっと不思議なことがあります。夕食時、ビールはもちろん有料なことが多いのですが、ワイン(白・赤・スパークリング)は無料でついてくるのです。…
2025.10.29 Wed / GOURMET&HEALTH -
パンもカステラもポルトガル語?ヨーロッパ最西端の国に残る日本とのつながり
実は、10月6日からポルトガルに滞在しています。これまでヨーロッパへは何度も仕事で訪れましたが、スペインの先にあるこの国には初めて足を踏み入れました。 目の前に…
2025.10.15 Wed / GOURMET&HEALTH
芳子ビューエル公式Facebookページ
北欧流ライフプロデュース術を発信していきます。
「いいね!」をお願いいたします。