心やすらぐヒュッゲなひとときに耳を澄ませて

2019.08.14 Wed

人間には臭覚、聴覚、視覚などから引き起こされる様々な記憶とそれにまつわる思い出、感情があると思います。

カナダに住んでいた時、夏の夕方になると芝刈り機をかけている音が聞こえてきました。
そのあと散歩に出ると、芝を刈った後のなんとも言えない緑緑した香りが鼻をつき、ものすごくリラックスさせてくれたことを思い出します。
今でも夏のちょっと涼しい夕方になると、あの芝を刈った後のなんとも言えない香りが懐かしくなります。

赤ちゃんや小さな子供たちが楽しそうに追いかけっこする声は、小さくて力強いエネルギーを発散する音。
これもまた私自身の心を潤わせ、気持ちを豊かにしてくれます。
思わず笑みがこぼれます。

夕焼け空は毎回その様が異なります。
それぞれの色、形、深み、雲、星の配置で、モルジブでみた空を思い、アフリカの大地を思います。

感覚と記憶、そしてそれにまつわる感情、こればかりは人によって違います。
1日のうち、一瞬でもいいので、そういった瞬間があったら足を止め、手を止めて、記憶を遡ってみてはどうでしょうか?

ヒュッゲな瞬間がそこにあります。

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