なぜ今リリアンが人気?懐かしの手芸が繋ぐ“子どもと大人の時間”

2025.08.20 Wed

あなたは「リリアン」という手芸を覚えていますか?
小学生の頃、夢中で糸を編んだ記憶がある方も多いのではないでしょうか。

先日、小学校一年生のルナちゃんに「学童で一番楽しいことはなに?」と聞いたら、即答で「リリアン!」と返ってきて、とても懐かしい気持ちになりました。

リリアンは昭和30〜50年代に大流行した手芸。駄菓子屋さんでも売られていたほど、子どもにとって身近なおもちゃでした。いま再び、子ども向けの手芸用品として注目を集めています。初心者用のセットなら300円もしない価格で手に入るのも魅力です。

面白いのは、リリアンが日本だけのものではないということ。フランス語に由来するこの手芸は、ヨーロッパでも似た遊びが親しまれてきました。先日、デンマークの取引先の社長がパートナーと一緒に来日された際、飛行機の中で作ってくださったというリリアン編みの小さなスカーフをお土産にいただきました。30cmほどの長さで、首元をほんのり温めてくれる、とても心のこもった贈り物でした。

次はルナちゃんと一緒にリリアンに挑戦してみようと思います。やり方はすっかり忘れてしまった気がしますが、昔取った杵柄。きっとやり始めればすぐに思い出すことでしょう。

忙しい毎日の中でも、こうした手を動かす時間は心を落ち着けてくれます。みなさんも懐かしいリリアン編み、ぜひチャレンジしてみませんか?

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