安倍元首相が亡くなって思うこと

2022.07.16 Sat

安倍元首相が亡くなってから一週間が経ちます。
まさか銃規制の厳しい日本で元首相が撃たれて亡くなるとは、誰も想像しなかったと思います。

9.11の時、NYのツインタワーが攻撃を受けました。
煙が出て段々と倒壊していく様子を映すテレビ画面に釘付けになりながら、
『これが本当に今起こっていることなのか?』
としきりに思った記憶が蘇りました。

想像もしなかったことが突然起こった時、私たちの脳はそれをどのように理解したらよいのかわからなくなります。
一生懸命に処理をしますがなかなか追いつかず、呆然とした感覚になります。

安倍氏にまつわる多くの記事やビデオを通じて、こんなに素敵な側面があったのか!と驚くような過去にたくさん出会いました。
特にアメリカ議会でのスピーチは30分以上と聞き応えがあり、とてもユーモアにあふれていました。
お世辞にも上手とは言えない英語でありながら、さすが政治家と思わせるような間の取り方、話し方です。
何度となくスタンディングオベーションで拍手を送るアメリカ議会の人々。
心に届くスピーチをあれだけ堂々とできるのが本当に素晴らしいと思うと同時に、誇りに思いました。

また安倍氏のお人柄がとてもよくわかったのが、菅元首相のコメントです。
「叩き上げの自分は2世の政治家とはあまりお付き合いしてこなかった。でも安倍さんは、なんでもないような会話をしながら15分くらい毎日一緒にお茶を飲み語り合うような人だった。だから安倍さんが撃たれたと聞いて、同じ空気を吸いたいと思って病院に急いだ。安倍さんは寂しがりやだったから、いても立ってもいられなかった」
口下手な菅さんの言葉は、とても心に響きました。

先日亡くなった浜田麻紀子さんのお手伝いをしていた関係で、安倍さんや安倍さんのお母様のことも関係者として存じ上げていたために、感じるところが多々ありました。
ご冥福をお祈りしております。

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