カナダの母親学級で、ワーキングマザーとして学んだ家事・育児のコツ(その2)

2016.05.14 Sat

前回に続いて、カナダでの出産のお話です。
 
食事の作り置きを覚える
 
母親学級で教わったことのうち、一番印象に残っているのが、
『臨月が近くなったら、退院後の家事負担を減らすために、食事を作り置きするように』ということをアドバイスされたことです。
作り置きと言っても、冷凍保存できるものを作って用意しておき、食べる時に冷凍庫から取り出して電子レンジ、またはオーブンで温めるだけの作り置きです。
もちろんTVディナーと呼ばれる一人分の冷凍食品はいくらでも売っていますが、栄養バランスからも、家庭料理の方が良いとされています。
少なくとも10日分作っておくと楽だと教わりました。
ラザーニャ、ミートローフ、ロールキャベツ、シチュー、ミートパイなど、二日間同じものを食べる計算で、5種類作ったのを覚えています。
あとはサラダを簡単に添えて、パンをつければ、立派な夕食が出来上がります。
 
自分でも体験してわかるのですが、退院後、10日もすると、かなり体もしっかりしてきますから、最初の10日間を乗り越えると、大分楽になります。
 
洗濯は夫と上の子供に任せる
 
また『家事を手伝わない夫がいる家では、せめて洗濯機と衣類乾燥機の使い方を教えて、洗濯物は夫に担当してもらうこと。またできれば掃除機をかけてもらうこと。
その時に、やり方が悪くても、たたみ方が悪くても、「とても助かったわ!」とねぎらいの言葉を伝える。これは上の子供たちにも言えること』だと教わりました。
 
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(産まれた朝の長女を抱いて)
 
授乳は3ヶ月頑張る
 
『3時間から4時間おきの授乳で、眠れなくて、イライラすることも多々あるだろうけれど、3ヶ月頑張りなさい』ということを何度も言われました。
3ヶ月過ぎると、夜中、赤ちゃんがミルクに起きないで、眠ってくれるようになるからと。
夜中頻繁に泣いて目を覚ます我が子を抱いて授乳しながら、横でいびきをかく夫に何度蹴りを入れたかったことか。
実際本当に3ヶ月目の日、娘が朝6時まで眠ってくれて、私はカチンカチンになったおっぱいが痛くて目が覚めたのを覚えています。
「ああ、よかった!本当に3ヶ月頑張った甲斐があった!」と感動したのを覚えています。
 
市販のミルクは5回に1回/搾乳機を使う
 
『母乳をできれば3ヶ月間はあげるように、そうすることで母親からの抗体が赤ちゃんに行くから』というのも何度も言われました。
また『仕事に戻るお母さんは、搾乳機が使えないと大変なので、5回に1回でもいいから市販のミルクを赤ちゃんに飲ませるようにして、その際は、搾乳機で自分のお乳を絞ると良い』ということも教わりました。
そうすることで、赤ちゃんは、お母さんのおっぱいだけでなく哺乳瓶からもミルクを飲むようになり、預ける時に母乳だけを欲しがって泣くこともなく、働くお母さんは、職場で搾乳機を使えると自分の体が楽だということでした。
 
自分をかわいそうだと思わない 
 
最初から、自分で出産の準備をし、産後に備えるということを教え込まれると、
「まだ出産したばかりなのに、食事の準備を全部私がしなくてはならない!」とか、「家の中のことが何もできなくて、夫は見てみないふりでひどい!」とか、
「実家が遠くて帰れない私は、なんてかわいそうなんだろう。一人で全部しなくちゃいけないなんて!」とかというマイナスの考えは浮かばなくなります。
 
人に対する依存心や期待度が高いと、満たされないことに対する不満、悲しみなどマイナスの感情が沸き上がります。
しかしこれらのマイナスの感情は決して自分を取り巻く状況を良くしてはくれません。
であるならば、欧米式の自立した生活を、しっかりと準備することで、人生における大イベントを乗り越えていく方が良いのではないかな?と思います。

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